2012年12月にヤフオクで入手。
2012年ごろに何となく興味を持って入手したレンズ。
レンズの説明を書かれたもの用紙なども付属されリアキャップを兼ねたケースが付属していた。用紙の状態からも歴史を感じさせるが、レンズの状態は非常に良かった。
37mmという現代のレンズではあんまり見かけない画角のやや広角。
PENTAXでは31mmと43mmのFAレンズがあるけど、その間をカバーする単焦点レンズになる。MFだけど。
このレンズの大きな特徴は、ボケみなんじゃないかなと思う。バブルボケに属するレンズなんじゃないかな?
いくつか撮影したサンプルを見ていただければと思うけど、条件によっては細かく丸い形でボケていてくれる。
これは中二感がそそられて、撮っていて楽しくなるレンズ。
絞り羽が10枚のプリセット絞りで絞り羽根がニュルニュル動く機構はたまらない。
しかし、このレンズ、フルサイズ機で使おうと思うと使い勝手がやや悪い。
最短焦点距離が70cm。
奥行きを出した構図の絵を撮ろうとした時にいまいち寄れないので、やや広角という画角をいまいち活かせない…。
空間を活かした構図を撮るには良いんだろうけど、花などを撮ろうとするとどうにも扱いにくさを感じてしまう。
単純に自分の腕が悪いところでもあるんだけど…APS-C機のほうが扱いやすいのではないかなと思うレンズ。
というわけでK-01で撮影してみた。やっぱり程よく寄ることも出来て、APSーCセンサーのカメラとの相性は良さそう。
なぜかK-01で撮影するとやや青色が強く出るのが面白い。
レンズ情報
Mir MNP-1B 37mm F2.8
マウント:M42
焦点距離:37mm
開放絞り:F2.8
最小絞り:F16
絞り羽:10枚
最短撮影距離:0.7m
フィルター径:49mm
S.N.:N88002258
レンズ構成:?
重量:?
販売時期:?
入手時期:2012年12月
入手時価格:\8,000ほど
個人的レンズ評価(5段評価)
写り:★★★★☆
シャープさ:★★★☆☆
発色:★★★★☆
ぼけ感:★★★☆☆
逆光耐性:★★★☆☆
楽しさ:★★★★☆
総合:★★★★☆